食器用洗剤の界面活性剤とは?環境への影響は?油汚れを落とす主な作用や種類を解説

食器用洗剤や洗濯用洗剤など、汚れを落とすものに含まれていることの多い界面活性剤とは、どんな性質を持ち、なぜ含まれているのかご存知ですか?

界面活性剤は、主に油汚れを落とすときに活用したい成分の一つです。しかしこの界面活性剤は、便利な性質である一方で、地球環境に対する負荷への懸念が示されている成分でもあり、様々な問題を抱えています。界面活性剤とはどんなものであるか、そしてどんな作用のある成分であるかを解説いたします。

食器用洗剤に含まれている界面活性剤とは?どんな作用がある?

洗剤に含まれていることの多い界面活性剤とは、物質の界面といわれる物質と物質の境を変化させることを示す言葉です。

食器用洗剤などでは、油汚れを浮かして落とすという役割があり、洗濯用洗剤などにも含まれていることが多いです。

洗剤に界面活性剤が含まれる場合は、水と油を混じり合わせるために含まれており、通常決して交わることのない2つの物質を混ぜることができるため、その性質を利用して汚れを落としていきます。

界面活性剤が持つ3つの作用とは?

界面活性剤には、浸透作用・乳化作用・分散作用の3つの作用があります。染み込みにくい性質のものに浸透作用が働きかけ、染み込みやすくします。界面活性剤を加えることで、混ざらない水と油を混ぜることができるのが乳化作用です。また、分散作用という作用もあり、成分を水中に分散させるという役割も持っています。

界面活性剤は地球環境に悪い?

界面活性剤は、地球環境に悪いというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。界面活性剤は河川や海に流れた後、分解せずにそのままの状態で流れ続けるため、環境汚染の影響を与えてしまう物質の一つでもあります。しかし界面活性剤の中には、サポニンやリン脂質、ペプチドなどの天然由来のものや、ヘチマの茎や抹茶などといった植物由来のものもあります。

地球環境を考慮して界面活性剤入りの洗剤を選ぶ場合には、天然・植物由来のものを選ぶとよいでしょう。

界面活性剤の種類とは?環境を考慮した界面活性剤もある?

界面活性剤には、様々な種類があります。

  • 陰イオン界面活性剤
  • 陽イオン界面活性剤
  • 非イオン界面活性剤
  • 両性界面活性剤

この4つの主な界面活性剤は、食器用洗剤をはじめとした洗剤に入っています。家庭用の洗剤には、主に陰イオン界面活性剤・非イオン界面活性剤が用いられており、両性界面活性剤を併用することもあります。

それぞれの性質によって、作用も変わります。

地球環境を考慮した植物性界面活性剤入りの「Naturo台所用洗剤」

植物性界面活性剤入りの食器用洗剤である株式会社オフィス・パイの「Naturo台所用洗剤」は、泡切れがよくしつこい油汚れを落とす洗剤です。植物性界面活性剤には、ヤシ油由来のものを使用し、地球環境にやさしい食器用洗剤を実現しています。

界面活性剤の配合割合をわずか2.8%に抑えることで、環境に寄り添った食器用洗剤作りを行っています。弱アルカリ性の洗剤なので、油汚れを残すことなくしっかり洗うことができます。

植物由来界面活性剤入りの食器用洗剤で環境を考慮しながら油汚れを落とそう

界面活性剤は、汚れをしっかりと落とすためにあると便利な性質を持っています。しかし、地球環境の面から見ると環境汚染に繋がるものもあるため、界面活性剤入りの食器用洗剤や洗濯用洗剤を選ぶ場合には、植物由来、もしくは天然由来の界面活性剤入りのものを選ぶことをおすすめします。界面活性剤が持っている作用や4種類それぞれの界面活性剤をチェックして、上手に取り入れていきましょう。

株式会社オフィス・パイでは、植物性界面活性剤を少しだけ(2.8%)使用しナチュラルでも泡立つ「Naturo台所用洗剤」を販売しております。洗浄や除菌の実力も十分満足していただけるはずです。詳しくは商品紹介のページをご覧ください。
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